サファリコンセプト

 私は28歳で独立を決意し、京都で「石焼地鳥 石庵」という小さなお店を立ち上げました。元手は何もありませんでしたが、一つの志を持った独立でした。
 『お客様を大切にしたい。そして、それ以上に従業員を大切にする経営をしたい。』
 今私たちは少しずつではありますが、店舗数を増やしています。それに伴い従業員との新たな出会いや数多くのお客様を毎日迎えています。大きくなることも大切ですが、よりよくなることの方がもっと大切であると考えています。ビッグカンパニーと呼ばれることよりも、エクセレントカンパニーと呼ばれたいのです。
 そして、思いやりと敬意を持って人と接すること、感謝の気持ちを忘れずに素直であること、礼儀正しく謙虚であること、革新的で常識を打ち破る発想と勇気を持つこと、いかなる状況下においてもプラスの発想を持つこと、企業活動を通じて社会に貢献すること、健全な収益を確保することは私の信念であり、サファリグループの行動指針でもあります。

代表取締役 田中勇輝

サファリストーリー

 私が飲食業界を志すきっかけになったのは、大学を出てアメリカへ留学した時のことでした。当時私は旅行ですら海外へ行った経験はなく、初めて降り立った異国の地で目にした光景はすべて新鮮なものでした。
 街へ出ると“TOYOTA”“NISSAN””HONDA“のエンブレムがついた車を何台も目にし、店へ入ると”SONY“”PANASONIC“の商品が所狭しと陳列されていました。そこに、「MADE IN JAPAN」に対する誇りと自信のようなものを覚えました。
 しかしながら、日本という国がどんな国なのか、どんな文化を持った国であるのか、それを知る人はごくわずかな人たちでした。
 そのような中、ある日友人たちと日本食レストランで食事をする機会が訪れました。当然みんな外国人です。そうすると、今まで日本のことなど興味のなかった人も日本について関心を示し、日本という国に親しみを持ってもらうようになりました。
 「食は文化である」という言葉をよく耳にしますが、私はそれを頭でなく皮膚感覚で理解しました。そして、いつしか日本食を通して海外に日本の文化を伝えていくことで身を立てようと決意したのです。